- 2025/04/22
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海外・国内問わず旅行記をメインに書き綴っていきます。 食事は海外の場合基本自炊です。グルメリポートはほとんどありません。 車中泊初心者です。
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2017年8月6日(日)
ジャスパートラムウェイでウィスラーズ山へ
シャトルバスは9:15にツアー会社出発。しかしどの時間に乗ってもよいのでもしかしたら並ぶかもしれないと、30分前には到着したものの、誰もいない。
昨日のガイドさんがいたので、あいさつしたら、「あなたの名前は? ……あ~、君たち昨日ツアーで会ったね」という具合で今日のツアー客と間違えられてしまった。そのまましばらく立ち話。
ガイドさんは昔日本に来たことがあるそうな。九州から日本の西側をずっと周ったって言ってた。「日本は美しい国だよ」と言われたので「カナダの方がきれい」と言ったら、「カナダは規模が大きいけど、日本も美しいよ」と言われてうれしく思う。そしてガイドさんは「あぁしまった、仕事しないと」とあわててツアー会社の中へ。
私たちはしばらくベンチで待つ。そして時間ギリギリにシャトルバスはやってきた。同じバスで行く人はもうあと2家族くらいだった。あまり混まないのかな? ゴンドラは並ぶとネットで読んだけどね。
ドライバーのおじいさんに予約の紙を渡すと、そのままとられてしまった。大丈夫なのかな?
シャトルバスで15分くらい上がっていくと、ジャスパートラムウェイの乗り場へ。
ドライバーさんがトラムのチケットを買ってくれて、じゃあね、と帰っていく。
ここがチケット売り場
帰りのシャトルバスに乗るための紙が何もないんだけど、大丈夫なのかな?
トラムの時間までまだ時間があった。トラムは15分置きに出ている。結構頻繁だなぁ。並んでいる人もいないし、空いている
これがチケット。フライト番号14番。
ベンチで待っていたら、日本人女性に声をかけられた。
1人で旅行されている方だった。
その後つかず離れずご一緒することになった。 番号を呼ばれ、いよいよトラムに乗り込む。
トラムの係の人が、「いつも雲がかかっているロブソン山が今日はくっきりと見えていますよ」と教えてくれた。
今日もよい天気。雲ひとつない。展望台からはくっきりと山々が見える。
これはもう、頂上まで行くしかない。
ということで、母を激励しながらゆっくりと頂上へ。道は2本あったが、直行で行く方を選択したら割と急で、インドア派の母娘はちょっとびびる。でもゆっくり歩けば大丈夫。
最初は木道があるんだけど。
ハゲ山なので視界をさえぎるものが何もなく、太陽光が降り注ぐ。暑い。しかし風は涼しい。
何の動物? これがウィスラーズ山の名前のもととなった、ウィスリング・マーモットかな? 鳴き声が口笛のように聞こえるらしい。
トラムの係の人は、「太った犬みたいよ」と言っていたが…。
あまりにも普通にそこにいるので、信じられないけど。
歩きながらどんどん景色が変わっていく。
あそこが頂上だ、と思っていたところが違うと悲しい。
もう少しだ、頑張れ!
途中、あまりにも急なのでう回路を通り、頂上へ!
頂上なのかな、けっこう広いぞ。
山頂でランチ。サンドイッチ。
そろそろ帰ろう。
帰り道はすべてう回路で。
その方が遠回りだけれど危なくないし、また違った景色を見ることができた。
こんなチェアーでゆっくりしたいなぁ
何の高山植物かは分からないけど。
帰りのトラムも満員電車状態。
1人の観光客が係の人に質問していた。
客「いつもだったらもっといい景色なんでしょ?」
係「いや~、今日は素晴らしい景色です」
客「でもこんなにぼんやりしているのか。山火事の影響じゃないのか」
係「確かに、山火事はひどいですからね~、少しは影響もあります」
客「木が枯れているのはなんだい?」
係「松くい虫ですよ」
…
客「ぼくはトロントから来ているんだけどね、こっちはいいね。トロントなんて、夏は蒸し暑い。40℃だよ、冬はマイナス40℃」
という感じで。トロントには行きたくないな。
カナダに入国した時からガイドさんたちに説明されていたのが山火事のこと。
バンフ近辺では、クートニー国立公園で山火事が発生しており、そのために風向きによっては山がはっきり見えないこともあるらしい。
ジャスパーはクートニー国立公園から遠いので影響は関係ないと思われるが、なんとジャスパーに近いBC州でも山火事が発生しており、その影響があるんだとか。
しかも山火事は自然発生するので、近くに民家がない限り消火活動はしないのだとか。
松くい虫もそのままにしてあるらしい。遠くから見ると紅葉しているのかと間違えるほど、山裾が見事に真っ赤になっているが、全部木が立ち枯れている。これでまた森の生態系が変わるのだ。
トラムは麓に到着。乗り場はものすごい人!午後になるとやはり人出がすごい。シャトルバスの時間まで1時間あったが、そのまま待つ。しかも炎天下。
しかし乗るときどうなるんだろう?チケットを買ってある証明書が何もないのだけれど。
ご一緒していた日本人女性とおしゃべりしながら待っていると、シャトルバスがやってきた。朝一緒だった家族もいた。2:15発かな。
朝のおじいさんがまたやってきた。私たちを覚えているわけはないと思うんだけど、普通に乗り込んでも平気だった。覚えているのかな?
町に戻って2時半。少しお土産を見よう。
ジャスパーは暑い!
だから今日も食べてしまう。ツアー会社近くのアイスクリーム屋さんは2つで10ドル以上だった。失敗。何十円か損した(笑)
お土産を見て歩く。カレンダーやメモ帳を買って、またスーパーに寄っておしまい。
今日も楽しかった。
今夜も鍋
明日は移動しながら観光してバンフへ。そしてキャンモア泊。